今後の見通しについて(令和6年12月更新)
ホテル海望にご心配や励ましのお声を頂戴し、誠に有難く存じます。お心を寄せてくださることが何よりも励みになっております。
地震が発生した1月1日より、早や一年が経とうとしております。和倉温泉では護岸の復旧工事が関係各位のご努力により始動しました。
当館では12月より解体工事に取り掛かっております。正面から見てロビーより右側一帯、道路側の萬来棟から海側の白鵬棟までを取り壊します。残念なことですが、白鵬棟は傾き、萬来棟は液状化のため傾きと沈下が見られます。解体の規模が大きく、長い期間を要しますが、新館建設の計画も少しずつ進めております。完成は令和9年を見込んでおります。
瑞仙棟は、幸いなことに無事でございました。細かい修繕は必要ですが、一般のお客様の受け入れに向けて少しずつ準備を進めております。一般のお客様の受け入れは、令和7年春頃を目標にしております。大浴場などの施設の修繕も必要ですので、正確な日程はお知らせすることはまだ難しく、延期になる可能性もございます。ご容赦くださいませ。
現在は復興関係とボランティアのお客様のみ受け入れしておりますが、並行しておせち料理の監修やYouTubeチャンネル開設など、新たな取り組みも始めております。YouTubeでは能登のお魚情報や当館からの日の出などを発信しております。チャンネル登録といいねをどうぞよろしくお願い致します。
瑞仙棟の一部再開までもうしばらくお時間を戴きますが、たくさんのお客様をお迎えできることを楽しみに、従業員一同頑張ってまいります。来る年が能登にとって穏やかなものでありますよう、願っております。